2017年7月19日水曜日

まぁちゃんファミリーのハゼ釣りデビュー@はじめての魚釣り

はじめての魚釣り【実釣レポート】

 東京スカイツリーからも近い旧中川(運河)へは毎年何度かハゼ釣りに出かけるのですが、今回は海の日に「まぁちゃんファミリー」をご案内しました。参加してくれたのはまぁちゃんとおねえちゃん、そしてパパの3人です。
 これまでキャンプ場の釣り堀の経験はあるものの、自然の中の釣りははじめてとのことですが、さてはじめてのハゼ釣りや如何に?!


 まず道具類も何もお持ちでないということでしたので急きょ釣具屋さんでリーズナブルな小物用釣竿を購入しました。夏のハゼはすぐ足元にいるので一番短い1.2mの長さのもので十分です。


 今回、エサは3種類用意してみました。一つは生のむきエビ。二つ目は同じエビをボイルしたもの。三つ目は釜揚げシラスです。結果的にすべてのエサで釣ることができましたが、一番食いが良いのはやはり生エビでした。ボイルは生に比べエサが針から外れにくく扱いやすいのですが、匂いが薄くなってしまう分釣果が落ちるのかもしれません。
 シラスはハゼよりもカニの受けが良かったです(笑)。


 釣り方は簡単。足元で泳いでいるハゼの目の前にエサを落とすだけ。これでパクリと食いつきます。


 食わなかったら、ちょっとエサを持ち上げで動かし、「誘い」をかけてあげます。
 またハゼは足元に水辺どこにでもいますが、密度にはばらつきがあるので周りの人の邪魔にならない程度にあちこち歩きまわって釣るのもコツと言えるでしょう。


 釣りながら目が慣れてくると、ハゼ以外にもカニや手長エビ、ボラの幼魚の群れなど様々な生物が見えるようになってきます。時折飛沫をあげてジャンプするボラにも興奮します。


 結果的に全員無事にハゼを釣ることはできましたが、実はこの日はなかなか簡単ではありませんでした。この時期のハゼは普通、エサを落とすと我先に食いついてくることが多いのですが、エサやオモリを見て逃げる魚も多かったです。それでも魚は多いので辛抱強くやっていれば釣れないことはありません。


 それに、釣れても釣れなくても魚の動きが自分の目で確認できるので、「魚がいないのではないか?」なんて疑心暗鬼にならずに済む分、集中力も続きやすいです。
 そして釣り始めから1時間くらいたったころに潮が満ちはじめると共に魚の活性も上がってきたようで、頻繁にエサを追うようになりました。


 夏のハゼなので釣れるのは小さな個体が多いのですが、まれに10cm以上もあるハゼも釣れてきます。
 手のひらに載せてじっくり観察するのも一興。お腹にヒレが変形した吸盤がついているのがわかります。





 周りに他の釣り人がいないという前提ですが、釣りに飽きたら釣竿を網に持ち替えてガサガサも良いですね。石の上は苔で滑りやすいのでご注意を!


 まぁちゃんも、おねぇちゃんもパパも大興奮だったようで、ハゼ釣りデビューは大成功でした。
 誰にでも釣れるのが夏のハゼの良いところです。怪我と熱中症に注意して、是非トライしてみてください。

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