2017年4月24日月曜日

ニジマス、サイトフィッシングとブラインドフィッシング

 渓流を釣り上っている最中にライズを見つけた時の興奮って何とも言い難いですね。そしてそのライズをうまく仕留めることができたら・・・


 一月前にヤマメを釣った虹鱒の川へ出かけました。近所の雑魚釣りの多摩川を別にすると僕のホームリバーはこの虹鱒の川とヤマメの川の2本があるのですが、昨年からヤマメの川が長期になると思われる道路工事に入ってしまったので、今後はこの虹鱒の川がメインとなりそうです。
 ソメイヨシノはすでに散って、八重桜のモコモコしたピンクを楽しみながら川へ向かいます。徐々に新緑の季節になりつつありますね。いつもの川についたのは8時くらいだったでしょうか。


 この季節になるとまとまったハッチがなくてもぽつぽつと色々な水生昆虫が確認できます。ちょっと注意すれば各種メイフライ(カゲロウ)やカディス(トビケラ)、小型ストーンフライ(カワゲラ)などいずれも見つけることができると思います。この日はトンボが飛んでいるのも見ました。
 あえて種類の特定はしませんが比較的大型のメイフライも確認できます。そこでまずは#16サイズのスピナー(メイフライパターン)を流しながら釣り始めました。しかし反応が薄い。時折フライを突きに来るのは10cm程度の赤ちゃんヤマメ(と思われる)かアブラハヤのみ。


  実績ポイントを幾つか通り過ぎても何も起こらず、無為に時間が過ぎていきます。変化があったのは13時ころ。先月のヤマメと同じプールで同じような小さなライズを見つけました。何となくライズがあるんじゃないかなぁと思って注意深く流れを探したところやっと気づくことができた、小さなライズです。


 静かに目を凝らして観察すると、時折起こるライズは小さいけれど魚そのものは決して小さくはありません。水面直下でスッと吸い込むようなライズですが、白っぽい何かを狙っていることは分かりました。前回のヤマメの時はスタンダード・ミッジを釣ったんだったなと思い出したのですが、この時点で今回の魚はニジマスだとわかったので恐らく大きめのフライでも食べるだろうと予測しました。そこで僕のチョイスは#16のレッドスピナー。多分、実際はより小さな#18サイズや前述のミッジの方がライズの対象となるエサには近いと思うのですが、もしいくつかの選択肢があるのであれば「より太い糸(リーダー)」「より大きいフライ」を使うのが僕の好みです。
 自然や環境の変化を読み取り、感じ取って魚にアプローチするのがフライフィッシングの愉しみの一つではありますが、技巧に走って釣りを自分から難しくしていきたくないんですよね。

レッドスピナー

 川の流れの音も聞こえなくなるような緊張感の中でキャスト、ナチュラルドリフト。一頭目は魚の直前でドラグがかかってダメ。そして2投目、魚の正面でなく若干右側を流れたところ、スーッと寄ってきて疑いもなくゆっくりとパクッ。ヒット。
 緊張から興奮へ。魚は良く引き、飛びました。僕のネットに入るまで3度高くジャンプし楽しませてくれました。ニジマスのジャンプって本当に素敵だねぇ♪


 この一尾で満足(笑)。次の堰堤まで釣り上がったら帰ろうかななんて気分になりました。ライズで気持ち良く結果を出すことができたので、あとはリラックスして釣れても釣れなくてもわかりやすい釣りだけをしようと思い、フライを14番フックのヘアカディスに結び変えました。
 さすがにヘアのボリュームあるフライは見やすいですね。浮いている限り流れに見失うことはありません(笑)。


 もう細かなポイントをネチネチすることもせず、落ち込みの流れ出しからできるだけ長くナチュラルドリフトするように流します。そういう流れだけを釣っていきます。盛期の釣りに似た僕の好きな釣り方です。今までの感触からこういう流れのポイントではまだドライフライは食わないとわかっているのですが、それでも良いんです。気持ちの良いフライフィッシングをして終わりたい。


 ところが、午後になって気温が上がったことが影響したのか、そういう釣れるにはまだ早いはずの流れの中で大きなドライフライにヒットしてしまいました(笑)。22~3cmと、先ほどのライズフィッシュと比べると物足りなさを感じるサイズではありますが、びっくりして焦ってしまいました。しかもきれいな魚です。


 こういうこともあるんですね。まだ15時ちょっと前と早いですがもう十分です。ライズを見つけたサイトフィッシングで一尾、魚の見えないブラインドフィッシングで一尾。イブニングの釣りは別の機会にして、これで納竿としました。

***

ところで。
 先日、WH氏が山菜の知識があったら渓流釣りがもっと楽しくなりますよね、なんて言っていたので、ちょっとインスパイアされて土手のノビルを摘んでみました。帰宅後、早速「ヌタ」にしてみたのですが、この野趣がなかなかいけます。ビールでも日本酒でも、またご飯のお供にも合いますね!



 子供のころ、祖母に連れられて散歩しながら、田んぼの畔でノビル摘みを楽しんだことが思い出されました。

 そしてそんなWHさんが釣ったというビッグワンがこちらのニジマス。しかもヤマメの川で釣ったという。。僕は今までヤマメの川でニジマスを釣ったことはないのに・・・。


 それにしても渓流で37cmというこのサイズ、この砲弾型ボディ・・・正直、悔しいからブログで紹介したくなかったことは内緒です(苦笑)。

 さぁ、今週末からゴールデンウィークです。Keep casting & Tight line!

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