2016年9月20日火曜日

コロラドスタイルがやってきた!(①養沢毛鉤専用釣場編)

北米ロッキー山脈に抱かれたコロラドからやってきたケビンと2日間フライフィッシングを楽しみました。彼は昨年も来日し、その時はあまり時間もなかったので多摩川でルアーをキャストしたのですが、今回はシッカリとフライフィッシングのための時間を用意した上での来日です。

初日は、都内の「養沢毛鉤専用釣場」へ案内しました。

衝撃のコロラドスタイルを披露してくれたケビン@川沿いの蕎麦屋でランチ中♪

当日、受付をすますと僕らは15番、16番のバッヂを受け取りました。シーズン終盤のこの時期の週末ですから混雑が予想されたのですが、どうやらこの日エントリーした釣り人は最終的に30名弱だったようで、それほどストレスなく釣りを楽しむことができました。

「ボーバー+ニンフ3本セット」を基本としたコロラドスタイルで釣るケビン。
流れの筋を読んで丁寧にダウンストリームで流します。

彼の釣り方(コロラド・スタイル)は、基本的にはストライク・インジケーターを用いたルースニングが主体になります。ただしユニークなのはそのインジケーターの大きさと、ニンフを通常2~3本セットした仕掛けを使うことです。
またドライフライの場合もフライの数は2~3本をリーダーに結び、その取り外し可能なインジケーターを外すだけ。

すると早々にこの日のファーストフィッシュをキャッチ。
彼の記念すべき日本で釣った最初の魚はニジマスで、
ヒットフライはピンクのサン・ファン・ワーム(ミミズ)!

ちなみにそのインジケーターの大きさは直径1.5~2cm程度(サイズは色々ある)の、いわゆる玉ウキと言って差し支えないものです。ですから、実際彼はインジケーターなどとは呼ばず、「ボーバー Bobber(ウキ)」と呼んでいました。

ビーズヘッドのニンフですぐに2尾目もキャッチ。

この前の週に僕は一人でこの釣場へやってきてプラクティスをしてあったので大体の様子はつかんでいましたから、それを彼に伝えたのですが・・・、いやぁそれにしても良く釣ります(笑)。
正直、そのインジケーター・・・もとい「ボーバー」を見せられた時は、「玉ウキかよっ!」と心の中で突っ込みましたが、日本で起こるであろう、フライフィッシング的ではない品の無さ(?)からくる批判を差し引いても決して無視はできない合理的なスタイルだと認めざるを得ませんでした。

あっという間にポンポンと立て続けに釣りあげたので少々驚きましたが、
この後一日を通してもっと驚き続けました(笑)。
衝撃のコロラドスタイルに脱帽です!

この時、重要なことは単に玉ウキを使っているから見やすく当たりが取りやすいなどと言う直接的なことではなくて、実はむしろ複数のニンフを組合せているということです。
そのことはこの翌日、忍野釣行の際はっきりと実感しました。(この話は後日アップロードします。)

しっかりとウェイトを巻き込んだビーズヘッドニンフをドロッパー、
ワーム(ミミズ)をリードフライに用いたリグが非常に効果的でした。

実際に彼のコロラドスタイルではどんな釣り方なのか、どんな風にフライが流れてどんな風に当たりが出るのか、興味があったのでちょっとだけ彼のロッドを借りて釣らせてもらいました。

はじめてコロラドスタイルを実釣。

このポイントは写真左側にちょっとした瀬があって大きく湾曲しながら右奥へ流れていきます。対岸側が流れの主流でもあり深くえぐれているので、瀬の白泡が切れる辺りからその流れの筋に仕掛けを同調させて流します

はじめは当たりがあっても上手く合わせられなかったのですが、
何度目かの当たりでしっかりとヒット!

何度か流すと流れの中で玉ウキが不自然な動きをしたり、止まったりと当たりが出ました。さすがに玉ウキをすべて水中に引き込むような当たりはありませんが、釣りをしたことがある人ならはっきりそれとわかる当たりです。

記念すべきファースト・コロラドスタイル・フィッシュです(笑)。

やがて僕にもコロラドスタイルでのファーストフィッシュがヒット。実際に使ってみて、浮子の当たりのとりやすさはもちろん、水中を流れるフライの動きを観察したところ、このスタイルはある程度水深のある太い流れの中では抜群に威力を発揮することがわかりました。
先ほども少々触れましたが、僕は実際にこの経験を応用して翌日の忍野で狙い通りのヒットを得ることができました。詳しくは後日(再び!笑)。


その後も二人でのんびりと釣りあがります。


ケビンが釣ったウグイ。
コイ科の魚をフライで釣ったのは初めてだと、これも喜んでいました(笑)。

こちらは僕が釣ったニジマス。
ヒットフライはフェザントテイルニンフ(#14)で、
この日は同フライでも良く釣れました。

そしてランチタイムは川沿いの蕎麦屋さんで。
屋外のテーブル席で食事をしながらの釣りトークもまた愉しみのひとつです。

ケビンの持参した小型フライボックス。

食事を終えて午後の作戦を練ります。

午後の部、スタート!
で、釣り始めるとやはりすぐにケビンにヒット。



僕も負けじと・・・この時はルースニング+フェザントテイルニンフ



リバーランズスルーイット・・・的な♪

この堰堤ポイントでは驚異の3連続ヒット!

まずは、なかなかのニジマス。

次に40cmほどの、この日のビッグワンもキャッチ!

締めくくりは美しいアマゴ!

実は、釣りをしながら日本には「ヤマメ」という美しい魚がいるんだ。この川にも少なからず棲んでいるから是非釣り上げてくれ、と伝えていました。
彼もその気になって、ただしヤマメと言う発音が難しいらしく「ヤァマ」とか「ヤァママ」なんて呼びながら頑張っていたのですが、、、実際に釣れたのはアマゴだったという・・・(苦笑)。

日本の原産種をキャッチして喜びもひとしお。
でも、「この魚はヤマメの亜種でアマゴと言う・・・」なんて言う説明は煩わしいし無粋だと思えたので、「ヤマメおめでとう!」と言うことになりました(笑)。
まぁ良いでしょう♪




堰堤を超えて釣りあがると、魚影も少なく、当たりも遠のいてきました。
と、忘れたころに僕のドライフライに、なんとブラウントラウトの赤ちゃんがヒット!先週、ブラウンはここ数年放流されていないと聞いていたので、この魚は再生産された個体ですね!


そしてタイムアップ。
最後の魚となったのは僕のフェザントテイルニンフで釣ったニジマスでした。


いやぁ、それにしても大興奮の一日でした。ルースニングと言っても非常に奥が深いことを改めて教えてもらった釣行となりました。
僕の渓流ルースニングの考え方の主流は、あくまでも水面直下あるいは水深の浅い層を釣るための戦略としてでした。それはドライフライの延長としてニンフィングを考えていたからだと言えます。

ところがケビンが見せてくれたコロラドスタイルは、その下の層、流れを攻略することができます。そのために2~3本のニンフをセットしたリグが必要となる訳です。
好き嫌いは別として、非常に興味深い釣り方でした。

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紅葉狩りとテンカラフィッシング

昨日(11/17)は米国から来日した台湾系米国人のジェイソン君と一緒に養沢毛鉤専用釣場へ行ってきました。 秋も深まり紅葉シーズンの間最中。渓を彩る秋の装いが目を楽しませてくれますね。