2016年5月15日日曜日

ライズなし、不発のイブニング

2週間前に地元のルアーマン氏と釣りをした際、夕暮れて釣具を仕舞い終えてから素晴しいメイフライのハッチに遭遇しました。その日はそのまま帰宅したのですが、以来あのハッチでライズが起きたら面白いだろうなぁ・・・と思い続けているのはフライフィッシャーの性でしょうか(笑)。

日毎に川がブッシュで覆われていきます。
標高の低い里川の宿命ですが、この川で釣りができるのはもう一月くらいでしょうか。

そして昨日。もともと釣りに行く予定だったのですが、午前中に所用ができてしまい必然的に釣りの時間はイブニングメインに。
当然、2週間前の、あの盛大なメイフライのハッチが脳裏に浮かびます!


現地に着いたのは15:30頃でした。まずは下流の一般的なエリアから釣り上がります。
やはりテレストリアル系の昆虫が多いですね。パラパラと小さなカゲロウやトビケラも見えますが、あとは堰堤の脇などにユスリカ。

虫はともかく川の雰囲気は非常に良いです。平水時より3割くらいは水量が多目ですが、釣れそうな雰囲気はあります。・・・雰囲気だけは。。
しかしながらというか、やっぱりというか、今年のこの水系はとにかく魚が居ない。これぞと言うポイントに入っていない。

ようやく釣れたかわいいヤマメ。

釣り始めて1時間ほど経ったころに待望のファーストヒット。小振りですがヤマメです。「小さいなぁ」なんて思いながらちょっと強引に引っ張って来たら急に手前の流木に突進してきてティペットを巻かれてしまいました。幸いてが届く場所だったので、見当をつけて手を差し入れると魚に触れた瞬間、フッと翻ってヤマメは逃げていきました。ちょっと残念ですがティペットが切れて流木に絡んだままヤマメの鯉のぼりみたいになっちゃったら最悪ですからね。その後、フライも回収できて一安心。

その後、しばらくして2度目のヒット。今度は慎重にネットイン。先ほどの魚よりさらに小振りなヤマメでした。

ヒットフライは14番のメイフライ

ちなみにこの日は釣りはじめこそ16番のフライを使ったものの、すぐに14番のメイフライに交換して、暗くなるまでこれで通しました。5月らしいといえます。

イトトンボがカゲロウを捕食する珍しいシーンに遭遇。

その後も釣りつづけますが、全く反応なし。そしてイブニングタイムが近づいてきました。
本日最後のポイントは小堰堤上のプール。
まだハッチがはじまらないので、それまでは堰堤下の流れを探ってみます。


と、ヒット!
が、魚が飛んできました(笑)。オイカワと見まごうような・・・一応ヤマメです(苦笑)。
ネットの網目からこぼれ落ちそうでした。。。

10cm程度の、本当のベイビーサイズですが、
それでも14番のフライにヒットしてきました♪

周囲が暗くなってきたのでハッチは始まりませんが、フライを見やすいヘアウィングに変えます。

メイフライイマージャー。
エルクヘア・カディスなど、ヘアウィングは視認性抜群で
イブニングの釣りにも最適です。

すると一投目でヒット!
今シーズンはつとなるアブラハヤ♪この魚がこの日のラストフィッシュとなりました(涙)。

ことしはこのアブラハヤまで少ない気がするなぁ。

結局、2週間前にみたメイフライのハッチは全く起きませんでした。。。ま、こんなこともあるさ(結構頻繁に!苦笑)。

相変わらず今シーズンは寂しい釣果が続くホームリバーではありますが、月明かりも無く周囲が真っ暗になるまでやりきったので気持ち的にはスッキリしています。
次回またがんばりましょう♪

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