フォームビートルを巻く

さて、これまで当ブログ内の「ハウツー・フライフィッシング!」では 【5.初めてのフライタイイング編】の中でフライタイイングの基礎をご紹介しました。
既に何度か練習していただけたでしょうか。

今回の「フォームビートル」も基礎的なスキルだけで十分タイイングできるのですが、今までの天然素材とは全く違うマテリアル(材料)を使って巻いてみたいと思います。
用意するマテリアルはフォーム材、フラッシャー、ラバーレッグです。
ウィングに用いるフラッシャーはなくても構いません。釣果にはさほど影響していないように思います。

まずは動画で全体のイメージを掴んでください。
誰にでもタイイングできるという意味で小2の虫全般大嫌いな娘(!笑)が巻いている動画を使って説明したいと思います。


□ □ □


それでは実際のタイイングの手順をみていきましょう。

【タイイングの手順】

1.バイスにフックをセットしてスレッドで下巻き(フックシャンク往復)をする。
今回はあまりギッチリ下巻きする必要はありません。

2.フックアイの近くにフォーム材を巻きとめる。
アイぎりぎりではなくちょっと真ん中よりに固定します。
この位置がヘッドとボディの境目になります。

3.スレッドをフックのシャンク後方へ移動する。

4.シャンク後ろ側でフォーム材を固定する。

5.スレッドでリビングするようにボディを巻きながら前方へ巻き進める。
昆虫らしい体節となるよう意識して巻いてください。
あまり細かくするよりもボディを3~4分割する感覚が目安です。

6.はじめにフォームを固定した位置までスレッドが戻りました。

7.後方へ伸びたフォームを前方へ折り返し、固定します。
コレが昆虫のオーバーシェル(オーバーボディ)となります。

8.スレッドをフックアイ直後まで移動させます。

9.この場所でフォームをもう一度固定してヘッドを作ります。

10.スレッドをフライのヘッドとボディの境目に移します。

11.フラッシャー素材を固定してウィングにします。
これはなくても構いません。

12.前方に伸びたフォームを再々度後方へ折り返して固定します。

13.適当な長さでフォームをカットします。

14.次いでフラッシャーの余分な長さをカットします。

15.ラバーレッグを取り付けます。

16.スレッドをもう一度フックアイの方へ移動してハーフヒッチャーで結び完成です。
あとは好みでレッグの長さをカットしたり、瞬間接着剤でスレッドを補強してください。

フォーム材はカラーの多いので色違いで揃えるのも良いですネ。

いかがでしょうか。
フォーム材は今やフライタイイングには無くてはならない大切なマテリアルの一つです。
種類が多い上に比較的安価なので甲虫類を模したフライをたくさん巻くにはうってつけと言えます。
夏のトラウトフィッシングはもちろん、ブラックバス(特にスモールマウスバス)やブルーギルを釣る際にも必携フライとなります。

こういったファンシーなフライをトラウトフィッシングで使うことに抵抗をお持ちの方もいらっしゃいますが、フォーム系のフライは時折大爆発するので幾つか持っていても決して損にはならないと思います。
特に夏、ニジマスやブラウントラウトが生息している川ではお勧めです!


パドルフリークス・アウトフィッターズ製フォームビートル

パドルフリークス・アウトフィッターズではフォームビートルをはじめフォームフライ全般の完成フライはもちろん、使いやすい大きさのフォーム材(フォームシート)もご用意しております。
フライタイイングの際には是非ご利用ください。

コメント

  1. お。巻いてるの本人じゃない!
    このフライでスモール釣る自信ありますよ、自分。

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    1. 今年もたくさん釣ってください!(笑)

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  2. ご無沙汰しています。
    私がフライフィッシングを始めた頃は、メッツのハックルを買うのにも値段のあまりの高さに躊躇したものです。本当に良い時代になったなと思います。
    シーズンオフの管理釣り場では、丈夫なフォームフライに大活躍してもらっています。2年以上前に購入したフォームフライが、フライボックスで出番を待っています。今シーズンも、初夏の忍野のイブニングで頑張ってくれると期待しています。

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    1. M山様、
      こちらこそご無沙汰しています。今年ももうじき解禁ですネ(ちょっと早いか?笑)
      是非今年も良いフライフィッシングライフをお愉しみください。
      そして含蓄あるお話をよろしくお願いします!

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