2015年8月15日土曜日

野池でフライフィッシング

僕は群馬県南部のT市に地元の高校を卒業するまで住んでいたのですが、その田園地帯にある「K沼」という野池(と呼んで良いのかな?)は僕の魚釣りの原点の一つでもあります。
お盆のお墓参りの後、ちょっとした郷愁に駆られて立ち寄ってみました。

久しぶりに帰省すると、空の広さに驚きます。
この田園地帯の一部にK沼があります。

流入河川(用水路)の落ち口にコイと無数のオイカワが群れていました。
サシ餌でオイカワ釣りも良くやったなぁ。。(遠い目、笑)

小学校の低学年の時はエサ釣り、高学年になってからはルアーでバスフィッシングを楽しみました。
当時はブルーギルはいなかったのですが近年は増えているということなので、小バス・ブルーギル狙いでフライロッドを出してみます。


実はこのT市、全国1、2位を争う高温地帯!
毎日のように全国の最高気温を争っています。
確かに暑い。そしてドピーカン。
こんな日、こんな場所はとにかくシェードを狙うしかありません。

ガーグラー・ミジェットでヒット。





フォームホッパーでヒット。

フォームビートルでヒット。

12番フックにもフッキングしないようなベイビーサイズが群れてフライを突くので・・・
16番フックのフォームアントでヒット。


やや大きめのブルーギルですが、同じくフォームアントでヒット。

いかにブルーギルと言えども同じフライばかりだとさすがにすれてきます。
特にフォーム系のフライはすれるのが早い場合が多いので、そんな時は
同じフライでも色を変えてローテーションさせるのが釣り続けるコツです。



もちろんフォーム系フライだけでなく、普通のドライフライでも釣れます。


そしてブルーギルでお腹いっぱいになったところで、沖合いのライズにフォームアントを投げたところ、ワタカがヒットしました。
昔ヘラブナ釣りをしていた時に練り餌で釣ったことはありましたが、フライで釣ったのは初めてです。
あらためて良く観察すると、結構格好良い形していると思いませんか?
北米にいるシャッド系の魚と言っても信じられそうだし、ホワイトフィッシュにも良く似ています。



フライフィッシングは必ずしも渓流や湖でトラウトを釣るだけではありません。
平地の湖沼でも十分楽しみを見出すことは可能です。

今回僕は9ft、5番のフライロッドを使ったのですが、3番程度の一般的な渓流用ロッドの方が楽しめますね。
岸際のシェードを狙う釣りなので、ロングキャストは全く必要ありません。

僕はフォームビートルガーグラー・ミジェットなどのフォーム系ドライフライをメインに使っていますが、特にこだわる必要はなく、一般的なドライフライがあれば十分楽しめます。エルクヘアカディスが2~3個あるだけでもローテーションして乾かしながら使えば十分です。
それから強いて言えば、ドライフライに反応が悪いときのためにBHフェザントテイル・ニンフがあると安心です(滅多に使いませんが、笑)。
フライサイズは魚のサイズによりますが、ブラックバス(小型)がメインなら8~10番、ブルーギルがメインなら10~14番程度をメインに、ごく小型のブルーギルしかいない場合に備えて16番もあれば万全です。

冷水性のトラウトに対して、ブラックバスやブルーギル、さらにコイなど温水性の魚をフライで釣る事をウォームウォーター・フライフィッシングを呼び、アメリカでも人気のある釣りです。
是非チャレンジしてみてください。

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